研修パックのコンセプト

研修パックのご紹介

玉川大学 教職大学院 教授
博士(工学)

堀田 龍也

「フラッシュ型教材」とは、フラッシュ・カードのように、課題を瞬時に次々と提示するデジタル教材のことです(文部科学省『教育の情報化に関する手引』、2009年3月)。大型テレビや電子黒板、プロジェクタなどを使い、フラッシュ型教材を大きく投影することで、九九や漢字、都道府県名や歴史上の人物の名前などを楽しく反復練習させることができます。

フラッシュ型教材は、基礎学力の定着に極めて有効です。『教育の情報化に関する手引』では「学習内容をまとめる際に児童生徒の知識の定着を図るための教員によるICT活用」の例として、フラッシュ型教材が取り上げられています。

私たち「フラッシュ型教材活用実践プロジェクト」では、2007年4月からこれまで、フラッシュ型教材を広く収集し提供するWebサイト“eTeachers”を開発・公開してまいりました。また、フラッシュ型教材の作成法、活用法について示したリーフレット『フラッシュ型教材のすすめ』を制作するとともに、フラッシュ型教材の活用イメージを広く認識していただくために「フラッシュ型教材活用セミナー」を企画し、文部科学省にご後援いただいて、これまでに全国各地(19会場)において実施し、大きな反響をいただいてまいりました。

さらにこのたび、全国各地の学校、教育センター等におけるフラッシュ型教材の教員研修用ガイドとして『フラッシュ型教材研修パック』(全8巻)を制作しました。

『フラッシュ型教材研修パック』は、「フラッシュ型教材活用実践プロジェクト」設立以来、フラッシュ型教材の有効な活用手段を追求してきた集大成としてまとめられたものです。全国の先生方に『フラッシュ型教材研修パック』を広くご利用いただき、児童生徒の基礎学力の向上に寄与していきたいと考えております。

みなさまの忌憚のないご意見をいただければ幸いです。

2010年7月

「フラッシュ型教材活用実践プロジェクト」 リーダー 堀田 龍也