フラッシュ型教材の作成・入手のコツ

フラッシュ型教材を自作したり、無料でダウンロードする方法を学びます。

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フラッシュ型教材の作成・入手のコツをお話します。
コツの1つ目は、「10問程度にする」ということ。たとえば、全国の都道府県名を覚えさせたいと思っても47都道府県に取り組むとしんどいですから、たとえば、「北海道・東北地方の都道府県名を言いましょう」のように少しずつ分けて繰り返したほうがよいです。

コツの2つ目は、「瞬時に判別する必要がある学習内容にする」こと。たとえば「9+1」の足し算や、地図記号、最小公倍数、読ませたり、意味を答えさせたりするもの。あるいは、理科の実験器具の名前、そろばんの数字の読み方、中学校理科の化学記号、写真を見せて植物の名前を答えさせる教材。または、地図を見せながら都道府県を答えさせたり、県庁所在地を答えさせたりするもの。音楽のリズム学習などがあります。よくない例もあります「何画目でしょう」として漢字の書き順を答えさせるもの。「暗算しましょう」として、258×465=のように簡単には暗算できないもの、などですね。

コツの3つ目は、「発問・指示は、答えが一つになるように」します。たとえば、聖徳太子の写真を見せて「誰でしょう?」となると「聖徳太子!」とすぐに答えられますが、「何をした人でしょう?」となると皆で意見を交換していくような授業になっていくので、フラッシュ型教材には向きません。したがって、「計算しましょう」「読みましょう」「右か左で答えましょう」のようにパッパと答えていくものには向いています。「考えましょう」「気づいたことを言いましょう」「比較しましょう」のように少し考えるタイプの学習では、フラッシュ型教材は使いません。


どうやって答えさせるか。たとえばこの楽譜を見せて「ソ」と答えさせたい場合、どうやって発問すればよいか。「音符を答えましょう」、「音階で答えましょう」のようなものが考えられます。小学校低学年のベテランの先生であれば「ドレミで答えましょう」と発問します。答え方を指し示すような発問もあります。スマートに閉じるタイプの発問(答えが1つに決まるような発問の仕方)の練習に役立ちます。
コツの4つ目は、「ねらいを意識しましょう」です。何回も見せますが、聖徳太子の写真。「誰でしょう?」となれば聖徳太子です。難しくしようとして、聖徳太子の絵に目線を入れたりしてしまうことがある。あるいは、「暗算しましょう」といって、PowerPointのアニメーション機能を使って提示する方法。勉強に取り組むのがしんどい子から見ると、「次はどんなアニメーションが出るのか」と、学習とは関係ないところで迷ってしまいます。


コツの5つ目は、「まずはeTeachersからダウンロード」です。こういったフラッシュ型教材を自分で作っていくのもひとつですが、eTeachersというWebサイトがあって1万3千個のPowerPointのファイルが登録されています。ログインして、[学年]と[教科]を選んで検索結果画面からチェックしてダウンロードすれば、PowerPointが入手できます。最初はダウンロードしたものをうまく活用します。

このビデオを見て、次の内容に取り組みましょう。
・講師の先生のビデオを参考に、eTeachersからフラッシュ型教材をダウンロードしましょう。
・ダウンロードした教材を元に、発問・指示を1つ考えましょう。

 

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